長野朝日放送・放送番組審議会(第306回)
開催年月日
2021/10/28
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 6名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 山口美緒委員 嶌田武司委員 榎本佳一委員
- (レポート提出)
- 西條浩章委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 持田義取締役・放送番組審議会事務局長 薮塚謙一常務取締役・報道制作担当取締役 五十嵐洋人取締役・編成業務担当 郡司勝己報道制作局長
山岸寿美編成業務局長 山下千帆編成業務局編成部長 中村あゆみ報道制作局報道制作部副部長
議題
- 『信州のがん最前線~患者になった医者~』について
- その他の番組に対する意見要望について
- 放送番組の種別の公表
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2021年11月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 医師が、自らがんを体験した苦悩や葛藤を描いたインパクトのある内容で興味深く見た。
- 半年余りにわたる密着取材は、これまで10年にわたるシリーズの取材活動の積み重ねによる信頼関係を感じさせた。
- がん患者でもある医師のありのままの姿は、視聴者に親近感を与えた。また、番組を見る患者を励まし、元気を与える内容になっておりよかった。
- 番組に重苦しさがなく、未来の明るさも感じさせる内容だった。病気に不安を感じている視聴者への配慮が感じられた。
- 啓蒙番組でありつつも、視聴者に強く押し付けることなく、リラックスした雰囲気で難しいテーマを扱っていたのがよかった。
- 大切なメッセージが多く、かえって印象が薄くなってしまった。強いメッセージを投げ掛ける意味でも分かりやすさが必要だと感じた。
- 新型コロナとがん治療について、病院がどのような苦労や努力をしているのか、がん検診の受診率や治療への具体的な影響等が知りたいと思った。
- PET検査の有効性についてもっと詳細に説明するとともに、他にどのような検診がありどのくらいの頻度で受診するべきか等の紹介があるとよかったのではないか。
- 一部、がんを経験した医師と経験していない医師との比較を思わせる表現になってしまっていないか気になった。
- 医師2人の対談シーンが殺風景だった。重い内容だけに、もっと温かみのある場所や背景にしたほうがよかったのではないか。
- 『信州のがん最前線』シリーズが今後も多様な情報を提供し、視聴者に考える場を与えてくれることを期待する。信していくことを期待する。
○2021年9月中にabnによせられた視聴者の声の総数は138件(内メール80件)、内訳は(お問合せ48件、ご意見25件、苦情0件、ご要望18件、その他47件)だった。