長野朝日放送・放送番組審議会(第292回)
開催年月日
2020/05/28
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 6名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 青木恵里子委員 山口美緒委員 西條浩章委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 森田良平常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 郡司勝己報道制作局長 山岸寿美編成業務局長兼編成部長 井出真一編成業務局編成部専任部長 倉島崇志報道制作局報道制作部長 後藤啓太報道制作局報道制作部主任
議題
- 「abnステーション」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2020年6月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 新型コロナウイルスの影響により「信頼できる正確な情報を早く届ける」というテレビの役割がますます顕著になった。
- がん診療と新型コロナについて、一つの病院しか取り上げないのは良くない。広く取材してこそ問題点が浮き彫りになるのではないか。
- 病院での取材では、アルコール消毒など画面に映っていないところで実行していることは想像できるが、取材者がどのような配慮をしているかテロップ等で示すと安心して見ることができる。
- 新型コロナ関連のニュースは、感染の実態や経済への影響など、コツコツと伝え続けることが大切。映像の記録という財産を残すことにもつながる。
- トップの緊急性の高いニュースから比較的優先度の低い内容に移り、最後はほっと息をつける内容へと適切な順序で構成されていた。
- 新聞は一覧性に優れ、関心のある記事を選んで読むことができる。テレビのニュースの場合、チャンネルは選べても流れるニュースの内容や順番は選べないため局が何をピックアップするかが大切になる。一方で、ふだん興味のないニュースも見ることになるため視野が広がる。
- ニュースの項目は東北中南信と、県内のバランスに配慮されており良かった。
- ニュース項目が多いため、それぞれが短く物足りなさが残った。内容によってメリハリをつけ、もっと掘り下げる必要もあるのではないか。
- 図やテロップを多用して分かりやすく工夫されているが、間違った表現があり気になった。また、難しくない漢字でも一般的でない読み方の場合はふりがながあると良いのではないか。
- キャスター4人体制で曜日によって組み合わせが変わり、女性同士の日もあるなど変化があって良い。
- 「ソラをライブ」は視聴者と情報を共有でき、「政府マスクが届いたかどうか」などテーマによっては地域差が視覚的に分かって面白い。
- 『abnアプリ』は「新型コロナ一口メモ」など良くまとめられており、ニュースの更新も早く分かりやすい。
- これからも地域の話題をタイムリーに届けることで、地域に貢献することを期待したい。
○020年4月中にabnによせられた視聴者の声の総数は286件(内メール144件)、内訳は(お問合せ85件、ご意見76件、苦情0件、ご要望88件、その他37件)だった。