長野朝日放送・放送番組審議会(第287回)
開催年月日
2019/11/28
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 8名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 中條功委員 小林玲子委員 青木恵里子委員 小林哲男委員 山口美緒委員 西條浩章委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 森田良平常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 郡司勝己報道制作局長 山岸寿美編成業務局長兼編成部長 草田敏彦報道制作局エグゼクティブアナウンサー
議題
- 「信州の百年企業」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2019年12月、2020年1月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 時代の関心をとらえ、県内企業の持続的発展を考える良いシリーズ。看板番組の一つとなるよう育てていってもらいたい。
- なぜ今"百年企業"を取り上げるのか、冒頭で概論を語るなどして番組の意味づけをきちんとすると良かった。
- それまで細々と続いてきた商売が、九代目になって飛躍的に売上を伸ばしたということを知って興味深く見た。
- 長野オリンピックや善光寺御開帳といったイベントごとに企業として成長していったことが良くわかった。売上の推移などがあると良かった。
- 九代目による改革・変化を強調していたが、むしろそれまでほとんど変わらないで続いてきたことに感嘆し、興味をもった。
- 七味の缶を考案したという六代目をはじめ、創業者から八代目までの人となりや業績にもっと触れて欲しかった。
- 280年以上続く老舗を取り上げるのに、近代の話が多く残念。せっかくなら江戸時代のエピソードなど歴史的な話題も欲しかった。
- 江戸時代、新しい食文化として七味唐辛子がどのように浸透していったのか、他社製品との比べどのような特徴があるかなど、商品についての素朴な疑問にも答えて欲しかった。
- 歴史や文化の視点で見るか、企業経営的視点で見るかによって評価が変わるだろう。
- 宣伝になりかねない内容だけに、企業の選定や商品を紹介する際の表現を慎重に検討するべき。
- 今この番組をやるべき社会的意義を番組冒頭に示すことで、PR的な印象を払拭できるのではないか。
- 社長のインタビューだけでなく、abnの調査・取材を元に企業について語ってもらいたい。
- 社長の言葉を伝えるだけでなく、周辺から独自に得た情報をインタビューにぶつけてほしい。
- シリーズ化するにあたり、この番組ならではの情報を大切にしていって欲しい。
- 30分というコンパクトな番組で、テンポが良く見やすかった。
- この番組を見るまで知らなかったトリビア的な情報も多く、興味深く見た。
- 情報量が多いためだと思うが、ナレーションが少し速すぎるように感じた。
- 画面のテロップとナレーションがちぐはぐなところがあり、違和感を持った。
- 番組内で『善光寺繁昌記』を紹介していたが、ナレーションに使われた現代語訳の書名、著者名についてのクレジットがなかった。きちんと表記するべき。
○2019年10月中にabnによせられた視聴者の声の総数は235件(内メール128件)、内訳は(お問合せ65件、ご意見50件、苦情0件、ご要望89件、その他31件)だった。