長野朝日放送・放送番組審議会(第281回)
開催年月日
2019/04/25
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 6名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 青木恵里子委員 山口美緒委員 西條浩章委員
- (レポート)
- 岩井修委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 森田良平常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 山岸寿美編成業務局長 伊藤永嗣編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 小林明子報道制作局報道制作部統括部長 仁科賢人報道制作局報道制作部主任
議題
- 「信州アスリートの挑戦2019~その日を夢見て~」について
- その他の番組に対する意見要望について
- 放送番組の種別の公表
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2019年5月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 長野県出身の若いスポーツ選手の活躍を取り上げたことで、県民に自信や誇り、元気を与える良い番組だった。
- 選手たちの成功体験だけでなく、怪我や挫折、スランプなど苦しい経験も取り上げたことで内容に深みが出ていた。
- 一流選手だからこその悩みや苦しみがあり、それらと向き合い克服しようとする姿や言葉は、スポーツに限らず視聴者の参考になるものだった。
- ナビゲーターとして両角さんを起用したことが良かった。やわらかい人柄で親しみやすく、彼だからこそ引き出せたインタビューも多かったのではないか。
- 一方、同じ一流アスリートとして専門外の競技でも的確に分析し、自分の言葉で表現できる、高いコミュニケーション力を感じさせた。
- ナビゲーターと選手が手合わせするシーンで気になるところがあった。準備運動の場面をカットしていきなりバドミントンを始めたように見えたり、きちんと防具を装着せずフェンシングをしたりする姿は、見ていて危ないと感じた。
- タイトルが『信州アスリートの挑戦』となっているが、それぞれの選手が何に「挑戦」しているのか分かりづらかった。違うタイトルでもよかったのではないか。
- 番組最後のまとめで、ナビゲーターが奥原選手と西藤選手だけについてだけコメントしていたのに違和感があった。番組で取り上げた他の選手たちについても、VTRを見せる等して両角さんの言葉でコメントしてもらいたかった。
- 単純な間違いや、選手の発言の意味合いを間違ってとらえていると思われる部分等、テロップの漢字の間違いが気になった。
- スポーツの会場で明らかにタバコの煙が映り込んでいるところがあった。特にテレビでは、スポーツに相応しくないそういった映像には注意してもらいたい。
- ナビゲーターの発言やナレーションが、番組内で回収されない又はしばらく後にならないと意味がつながらないところがいくつかあり、モヤモヤ感が残った。
- 奥原選手による子供たちへのバドミントン講習会は、番組を見て参加したいと思った視聴者もいたのではないか。主催や問合せ先等の情報を提示したほうが親切。
- マイナースポーツについて、見どころ等をていねいに紹介していて、興味を持った視聴者も多かったのではないか。これらの普及や選手への支援のためにも、さらに踏み込んだ内容を伝えてほしかった。
○平成31年3月中にabnによせられた視聴者の声の総数は179件(内メール83件)、内訳は(お問合せ73件、ご意見20件、苦情0件、ご要望66件、その他20件)だった。