長野朝日放送・放送番組審議会(第272回)
開催年月日
2018/05/16
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 6名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 岩井修委員 青木恵里子委員 小林哲男委員
- (レポート)
- 山﨑宏委員
- (会社側出席者)
- 森田良平取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 山岸寿美編成業務局長 伊藤永嗣編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長
議題
- 「地域に愛されるテレビであるために、abnに期待すること」について
- その他の番組に対する意見要望について
- 放送番組の種別の公表
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2018年6月の単発番組について
- 次回課題等について
議事の概要
- 「地球を守ろう!プロジェクト」「信州がんプロジェクト」「ふるさとCM大賞」は、それぞれ地域に根差したイベントや、病院等や自治体と連携した情報発信、地元を見つめなおす機会作り等、意義のある活動だと感じる。
- これら社会貢献プロジェクトの活動があまり周知されていないのが残念。広報活動や一般視聴者の参加機会を増やすなど、より多くの人を巻き込むような工夫をしてはどうか。
- 夕方ニュースのラテ欄を見ると、各局とも同じような項目が並ぶ。驚きのある情報や旬の話題など、独自色のあるニュースを増やしてほしい。
- 地域の問題を発掘し、発信する先見性に期待したい。
- 生放送中に地震が発生した際、ほぼ通常通りの内容で番組が放送されていてがっかりした。地震の情報が欲しい視聴者は多かったはず。せっかくの生放送、臨機応変に詳細な情報を伝えてほしかった。
- 地方テレビ局にとって、足元の歴史を掘り起こすことは一つの使命だと考える。特に今は、戦争当時の体験を取材して残す最後のチャンスであり、そうしたドキュメンタリーの制作を望む。
- 一人でカメラを回し、PCでの編集まで、志と情熱があればお金をかけなくても上質のドキュメンタリーが作れる時代。そういう制作者を育てるのもテレビ局の役割だろう。
- より良い番組を作るために、クラウドファンディング等で資金を集める方法もある。
- 世界的に見て日本人の30歳以上就学率は非常に低い。テレビを通じて学べる機会を提供してほしい。
- 若い世代の声を取材、発信することで、彼らがが未来に関わり、考える機会となるような放送を期待したい。
- 悩みや困難を抱えて孤立しやすい社会的弱者の助けになるような放送を望む。
- 放送を垂れ流すだけの時代は終わった。人々の幸せのため、経済・産業・政治・文化のプラットフォームとなる存在になってほしい。
- 広い長野県では地域によって文化が違い、それぞれ強い地元愛を持っている。特産品の不作で落ち込んでいた人々の気持ちが、テレビ番組で取り上げられたことにより元気になった例もある。地域に寄り添っているというテレビ局からのメッセージが、親近感や信頼感につながる。
- 直接番組の企画・制作に関わる等、視聴者が積極的に制作に関与する機会を設けてはどうか。
- 来年完成予定の公園を利用したイベントや、小学生の社内見学受入れなど、視聴者に親しまれる企画を希望する。
- 街路灯への広告掲出を復活する等、「abn通り」の定着を図ってはどうか。
○平成30年4月中にabnによせられた視聴者の声の総数は156件(内メール34件)、内訳は(お問合せ89件、ご意見35件、苦情0件、ご要望13件、その他19件)だった。