長野朝日放送・放送番組審議会(第271回)
開催年月日
2018/04/18
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 6名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 山﨑宏委員 青木恵里子委員 小林哲男委員
- (レポート)
- イチカワドイル徳恵委員 岩井修委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 森田良平取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 山岸寿美編成業務局長 伊藤永嗣編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 小林明子報道制作局制作部長 小山浩隆報道制作局報道部
議題
- 放送番組審議会規程の変更について
- 「Nagano to PyeongChang ~信州アスリート メダルへの軌跡~」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2018年5月の単発番組について
- 次回課題等について
議事の概要
- オリンピックの盛り上がりが落ち着いたところで選手たちの活躍を振り返る、よいタイミングでの放送だった。
- 全国向けのオリンピック放送とは異なる、地元放送局ならではの内容で良い番組だった。
- 子ども時代に長野オリンピックを見て本格的に競技をはじめた選手たちが、20年後の平昌でトップアスリートとして活躍する姿を通して、世界レベルの選手を間近で見ることのできた地元五輪の意義を改めて感じさせた。
- 記者会見や子ども時代、さらに選手の家族など、他ではあまり見られない映像が多くたいへん興味深かった。テレビならではの映像表現の強みを感じた。
- アスリートの言葉の一つひとつが印象的で、我々見る者の生き方にも示唆や刺激を与えるものだった。そういった言葉をテロップで分かり易く表示したことはとてもありがたい。
- あえて金メダリストではなく、惜しくも銀となった渡部選手を冒頭から取り上げた構成が非常によかった。それにより、アスリートの覚悟や自己に向き合う厳しさ、世界の頂点を極めることの難しさが如実に伝わった。
- 活躍できなかった選手も、短い時間ながらも取り上げたことはとても良かったと思う。一方、活躍した選手と扱うボリュームがあまりに違うことは、メダルを取らなければ評価されない現実を浮き彫りにした。
- 一部選手は描き方が中途半端だったように思う。思い切って渡部選手と小平選手に絞り、地域との関わりや成長の歩みなど、具体的なエピソードを加えて構成してもよかったのではないか。
- 長野から平昌までだけでなく、今後につながる未来志向の話題もあるとさらに良かったのではないか。
- 信州を元気にするために、スポーツの持つ力は大きいと考える。これからもこういった番組の発信に期待する。
○平成30年3月中にabnによせられた視聴者の声の総数は161件(内メール39件)、内訳は(お問合せ88件、ご意見28件、苦情0件、ご要望27件、その他18件)だった。