長野朝日放送・放送番組審議会(第273回)
開催年月日
2018/06/20
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 4名
- (出席委員)
- 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 山﨑宏委員 青木恵里子委員
- (レポート)
- 遠藤守信委員長 イチカワドイル徳恵委員
- (会社側出席者)
- 土屋英樹代表取締役社長 森田良平取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 山岸寿美編成業務局長 伊藤永嗣編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 小林明子報道制作局制作部長
議題
- 「開幕直前 100回目の熱い夏 高校野球好き大集合!」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2018年7月の単発番組について
- 次回課題等について
議事の概要
- 長年蓄積された映像と情報量はabnならでは。テレビ局、局アナウンサーと選手たちの距離の近さも伝わってきた。高校野球100回を盛り上げる良い企画だった。
- 出演タレントの軽妙なトークが番組を盛り上げ、高校野球の魅力や楽しさがよく伝わってきた。
- グルメネタなどではなく、ゴールデンタイムにあえて高校野球を取り上げたことはabnの特色を表していた。
- 高野連元会長へのインタビューではとても貴重な話が聞けた。かつて蚕糸業が地元高校球児の活躍を支えた話など、たいへん興味深かった。
- 過去の名勝負を振り返る企画は決して目新しいものではないが、映像と音声でよみがえる当時の記憶にテレビの強みを改めて感じた。
- それぞれの回顧シーンで当時の長野県の社会情勢も交えると、視聴者には時代感覚もよみがえってよりよかったのではないか。
- アーカイブに頼りすぎて新たな取材が足りなかったのではないか。OB会にカメラが入ったのは良かったが、他にも名シーンの裏側やその後にもっと迫ってほしかった。
- 長野県の高校野球を知っている人には面白いのだろうが、日頃から関心や知識がある人でないと難しい。全体をどれだけの人が理解できたのか疑問。
- 紹介する高校が一部に限られていたのが残念。より多くの学校を紹介することで、関心を持つ視聴者も広がったのではないか。
- 名勝負の基準が出演者の独断によるもので、公平性に欠く印象をもった。真剣に取り組んでいる高校球児はじめ関係者の存在を忘れず、数字に基づいた記録やインターネットを使った一般投票など、フェアな内容を望む。
- 高校野球の戦術と選手育成法も最近は様変わりしていると聞いた。強豪校の名物監督から野球と高校教育について語ってもらえば、県内高校球界の発展に向けた番組からのエールになったのではないか。
- よい番組であり、あまり視聴されなかったことが予想外で残念。番組宣伝などの工夫で十分に周知して、今後は地域密着の自社制作番組がゴールデンタイムで支持を得ることに期待する。
- ゴールデンタイムは、ニュースにしろ全国ネットのバラエティにしろ、見る番組が習慣化している。そんな中、こういった番組で視聴率を取るには、よほど大きな話題が無いとむずかしい。
- この時間帯にぶつけるならば中途半端では駄目。これまでの蓄積を生かした挑戦自体はよかったと思うので、やり方について社内で議論を重ねてほしい。
○平成30年5月中にabnによせられた視聴者の声の総数は212件(内メール81件)、内訳は(お問合せ108件、ご意見28件、苦情0件、ご要望53件、その他23件)だった。