COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第253回)

開催年月日

2016/06/20

開催場所

4F 役員会議室

出席者

委員総数 9名 出席委員数 5名
(出席委員)遠藤 守信委員長 小川正芳副委員長 丸山貢一副委員長 長門徹委員 小林 玲子委員
(レポート)イチカワドイル徳恵委員 丸山正道委員 丸山智之委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 山崎浩二編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 酒井克報道制作局エグゼクティブプロデューサー

議題

1)「天と地を結ぶ 御柱大祭」について
2)その他の番組に対する意見要望について
3)abnに寄せられた視聴者の声の概要について
4)2016年7月の単発番組について
5)次回課題番組等について

議事の概要

  • 地元以外の人たちにとっては分かりにくい御柱祭の全体像が、空撮映像や地図、テロップを効果的に使うことで、非常に理解しやすく紹介されていた。
  • 地元保存会の方による響き渡るような木遣りや、子どもたちが一生懸命に声を出す姿がとても印象的だった。映像と音声で伝えるテレビならではの面白みが発揮されたのではないか。
  • 全国的に有名になり、木落としばかりが注目されがちだが、木遣り唄や長持ちなど、 伝統芸能を継承する側面にクローズアップされていたことがよかった。
  • くじで一番太い柱を引き当てるために、地区の総代がみそぎをするなど、たいへんな努力をする。祭りが始まる前のこういった緊張感も映し出されると、地域にとっての御柱がどのようなものであるか、より深く伝えられたのではないか。
  • 諏訪大社だけでなく、地域の小さな神社の様子も取材し、生活に入り込んだお祭りだという所も紹介されるとなおよかった。
  • 番組内で紹介されていた昭和40年ごろの写真は、観光化される前の祭り本来の姿を伝えるたいへん貴重な資料だった。
  • 芸術家・岡本太郎の「柱は天と地を結ぶもの」という言葉が、番組タイトルにつながるとともに、祭りの宗教性・精神性を表現していた。
  • リポーターについては、物静かな様子がややミスマッチだったという声と、落ち着きが番組に深みと品を与えたという感想がありました

○平成28年5月中にabnによせられた視聴者の声の総数は210件(内メール67件)、内訳は(お問合せ115件、ご意見46件、苦情0件、ご要望18件、その他31件)だった。