abn 長野朝日放送

高校野球長野大会で８年ぶり３回目の優勝を果たした上田西高校野球部。
「守り勝つ野球」を掲げ、ハイレベルな投手陣と磨いた守備で大会無失策記録を更新。決勝は7-6の激闘を制し、チームスローガンのUNity＝団結を示した。

優勝インタビューで吉﨑琢朗監督は「見えない敵」との戦いに言葉を詰まらせた。去年の夏、体調不良が相次ぎ準決勝で敗退したからだ。誰よりも悔しい思いをしたのが横山聖哉選手。当時からレギュラーだったが、体調不良で球場に行くことすら叶わなかった。悔しさを胸にプロ注目の超高校級スラッガーへと成長。チームの顔となった。
快進撃を支えたのは、3年生の丸山華那マネージャー。選手の姿をカメラに収め続け、撮った写真は今大会で2万枚。コロナ禍で甲子園大会が無かった兄の代わりに夢の舞台へ…。

番組では長野大会の舞台裏や軌跡をたどると共に甲子園大会の模様など、信州で一番長い夏を過ごした上田西高校野球部の活躍を詳しく紹介。