前々から一味違うと思っていました。以前、長野市松代のロケで頂いたそばの味。そばのリポートのはずが上に乗るとろろがおいしすぎて、そばの味のリポートが後付けになってしまったほどでした。
ふわっとして、うまみが強い。それでいてさっぱりした後味・・・。
あれから時が経ち、今回、松代のナガイモのスゴヂカラに迫ることになりました。しかも、私事ですが育児休暇があけて3年振りのスゴヂカラのロケ。ここだけの話、ちょっと嬉しくて前日なかなか眠れませんでした。千曲川沿いに広がるナガイモ畑。長野県の生産量は全国3位。松代では明治時代から農家が栽培を始めたそうです。
私がお邪魔した畑もその昔は、千曲川が流れていた場所だとか。松代のナガイモがおいしい理由、それは、千曲川が多くの栄養分を土地に運んでくれるからだそう。川は時に畑を飲み込む脅威となり、時に恵みを運びます。
ナガイモ農家さんに少々弟子入りし、ナガイモを掘らせてもらいました。とにかく長い。長さも松代産の特徴です。掘りたてのナガイモで農家の奥様方に作ってもらった料理の絶品だったこと!とろろご飯のあまりのおいしさに、その後、1日1杯が私の定番となりました。しみじみ思います。松代のナガイモはやっぱり違う。