ネイチャー&ヒューマンスペシャルシリース13『青い森を継ぐ家族』

ネイチャー&ヒューマンスペシャルシリース13『青い森を継ぐ家族』

『響け 姉妹の木遣り唄』-諏訪 御柱祭-

『響け 姉妹の木遣り唄』-諏訪 御柱祭-

番組概要

『響け 姉妹の木遣り唄』-諏訪 御柱祭- 2023年1月18日放送

『響け 姉妹の木遣り唄』-諏訪 御柱祭-「御柱祭・お祭りの絵を描こう!」入選・応募作品

『響け 姉妹の木遣り唄』-諏訪 御柱祭-木遣り師の伊藤さん父娘

木遣りに魅せられた姉妹

「御柱祭」で氏子たちが息を合わせるために唄う木遣り
幼い頃からその魅力にのめり込み「木遣り師」となった二十代の姉妹

コロナ禍で一変した祭り
姉妹の木遣りが人々を鼓舞し巨木が里を曳かれていきます
地域の伝統を後世に受け継ぐ人々と
祭りを通して成長する姉妹の一年を追いました

諏訪地域で、数えで7年に一度開かれる御柱祭。〝天下の大祭〟ともよばれ、氏子たちがモミの巨木を山から切り出し、里まで曳いて諏訪大社の境内に建立します。大勢の氏子たちの息を合わせるために唄い、柱を曳くための掛け声となるのが「木遣り(きやり)」です。諏訪市の伊藤美結さん(24)・里紗さん(20)姉妹は、幼い頃から木遣りの魅力にのめり込み、男たちの祭りに飛び込んで「木遣り師」となりました。担い手の高齢化が懸念される中、父親と3人で活動を続けています。

2人にとって3度目となる今回の御柱祭は、コロナ禍で一変しました。山から里まで柱を曳く「山出し」はトレーラーによる運搬に取って代わり、祭りの山場「木落し」は中止に。歴史上初めての事態です。前年から準備を重ねてきた姉妹は、我慢を強いられ思い悩みます。そして、予定通り開催されることになった「里曳き」。待ちに待った姉妹は、溌剌とした木遣りで氏子たちを鼓舞し、巨木が里を曳行します。

御柱のルーツ・諏訪エリアで栄えた縄文文化と美しい風景!

御柱のルーツをたどると、太古の昔、諏訪エリアで栄えた縄文文化との共通点も見えてきました。1200年前から御柱祭を受け継いできた地元の人々の情熱、諏訪エリアの美しい風景とともに、祭りを通して成長する姉妹と2人を見守る家族の一年を描きます。

ナレーター / 俳優 桐谷健太

1980年2月4日生まれ、大阪府出身。
2002年テレビドラマ「九龍で会いましょう」でデビュー。主な出演作として、映画『アウトレイジ ビヨンド』(2012)、『火花』(2017)、『ミラクルシティコザ』(2022)など。歌手としても活動し、「海の声」で第58回日本レコード大賞優秀作品賞受賞及び第67回NHK紅白歌合戦初出場。2023年1月6日公開の映画『嘘八百なにわ夢の陣』主題歌「夢のまた夢」を12月下旬配信予定。