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災害時の初動対応 警察が消防から ノウハウ学ぶ

大規模災害の現場では、消防だけではなく警察官も、救助の初動対応に当たる可能性があります。警察官が、消防隊員から教わった身近な道具を使った救助のノウハウとはー。

長野南警察署で初めて行なわれた消防との合同訓練です。
警察署の職員と篠ノ井消防署の署員合わせて33人が参加しました。
訓練は、大規模地震が発生し家屋が倒壊。1人がその下敷きになっているという想定で実施されました。

■消防隊員
「こっちを上げたことによって足がぐっと下がってしまう場合もあるので、そっちも見ながらこっちも上げる」

訓練のポイントは、警察官による救助の初動対応です。
災害時、高度な技能を持ち、重機や工具を装備した消防などが現場に到着するまでには一定の時間がかかります。
そのため、地元の警察官などがすぐに用意できる道具を使って救助活動を展開する必要があります。
そこで今回使用したのが…

■河野裕也アナウンサーリポート
「今、警察官がジャッキを使って地面と建物の間に隙間を作りそこから救出しようと試みています」

一般の車にも積んであることが多い「車用のジャッキ」です。
救助のプロである消防隊員の指導のもと、ジャッキや、県内全ての交番や駐在所に置いてあるという「災害キット」を使って、倒壊家屋からの救出訓練を行ないました。

■消防隊員
「これを上げると屋根だけ持ち上がっちゃうので、バールをやる人もここに当てると全体的に上がる」

30センチほど浮かせると隙間に木材を挟み、下敷きになっていた人形を救出しました。

■訓練に参加した警察官
「(訓練で使った道具は)車に積んでいたり交番にあるものなので…人命救助最優先でやっていきたい」

計8消防が到着するまでの時間を「命をつなぐ時間」に変えることを目指します。