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東京の小学校火災受け…実践的な消防訓練を実施

6月に都内の小学校で起きた火災を受け、長野市の小学校で教職員を対象にした研修が開かれました。
子どもたちの命を守るため『実践』で初動対応を確認しました。
長野市の吉田小学校で行われた研修には、市内の小中学校の教員73人が参加しました。

■河野裕也
「今あちらに見えているのが『緩降機(かんこうき)』と呼ばれる避難の時に使われる器具なんですが今回の訓練ではこうした避難器具を実際に使用して行なわれています」

市内の小中学校で、避難器具を実際に使用した研修が行なわれるのは初めてです。
そのきっかけとなったのが…

■長野市消防局予防課 永井由友係長
「火はここの音楽準備室から出たらしい」

6月に東京都の小学校で起きた火事。児童や教職員が建物の4階に取り残され、11人がけがをしました。

■河野裕也
「都内で起きた火災では学校に設置されていたこうした救助袋が実際には使われなかったことが課題となりました」

研修では、避難器具のメンテナンスを行なっている企業の社員が、「救助袋」の組み立て方や、使う際のポイントなどをレクチャーしました。

■参加した教員
「本当に毎年訓練してみんなでやらないと実際には使えないんじゃないかと思った」

「緩降機(かんこうき)」を使って地上へと降りる体験も行われました。

■参加した教員
「降り始めれば怖くなかったので一度こういうものと知っておくことでだいぶ見方は変わる」

「防火扉」に対する『正しい認識を持つこと』も大切です。

■長野市消防局予防課永井由友係長
「防火シャッターが閉まっていても【潜り戸が必ずある】こういう(階段を使った)ルートで子どもたちを逃がすのが1番安全」

知識だけでなく実際に見て、やってみる。その積み重ねが、もしもの時、命を守る行動につながります。