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渋温泉が地域一体で 『次世代のおもてなし』へ

県内への外国人観光客が増加する中、山ノ内町の渋温泉がAIによる通話翻訳システムを導入しました。全国初の取り組みです。

開湯1300年の歴史を持つ山ノ内町の渋温泉。信州を代表する温泉地ですが、今、抱えている悩みは…。

■渋温泉旅館組合 石坂大輔組合長

英語では対応できるけど他の言語で対応するのが難しい場面が増えてきた」

渋温泉を訪れる客の3割弱が外国人観光客。季節によっては9割を超える旅館もあり、その接客対応に頭を悩ませていました。そこで全国で初めて温泉旅館30軒が一体となって「あるシステム」を導入することに。

■記者リポート
「客室にあるこちらのQRコードを読み取るとで翻訳アプリが起動します」

インバウンド対応専用の通話翻訳システム。AIにより、精度が高く、よりスピーディーな翻訳で外国人観光客との通話が可能になります。

英語はもちろん、中国語やイタリア語など37カ語に対応しています。3か月間のトライアルに参加した温泉旅館は…。

■旅館のオーナー
「文字に残るんで聞き間違いとか記録として残るから、そういうのは便利だと思った」

■旅館の女将
「使い慣れていったらもっと(外国人観光客との)コミュニケーションツールとして役立てるのではと」

■渋温泉旅館組合 石坂大輔組合長
「今後、海外の方もどんどん増えていくと思うので日本人、海外の方問わずのんびりして頂ける温泉街を目指したい」

接客の分野でも進む技術革新。8月後半には対面でも会話ができる専用機を導入する予定だということです。