県内ニュース

パワハラ・長時間労働で高校教諭の遺族が県を提訴

パワハラや長時間労働が原因だと訴えています。県内の男性高校教諭が死亡したことを受け遺族は、県を相手に8900万円余りの損害賠償を求めて提訴しました。

訴状によりますと、2021年1月、飯田風越高校に勤務していた当時53歳の男性の教頭が急性大動脈解離で死亡しました。
男性は2019年4月から2020年3月まで県教委・学びの改革支援課に配属。前任者がうつ状態で長期間病欠し転出したため、業務の引き継ぎがほぼ行われず、長時間労働が続きました。
さらに、当時の上司に「能無し」「子どものお遣いじゃない」などと言われるパワハラを受け続けたということです。
その後、2020年4月からは飯田風越高校に教頭として転勤しましたが、高校には先ほどの上司の妻が勤務していて、精神的にも肉体的にも追い込まれ続けたということです。

男性は2021年1月に急性大動脈解離で死亡しました。
遺族は、パワハラや長時間労働が死亡につながったと訴え、県に対し8900万円余りの損害賠償を求める裁判を長野地裁に起こし、27日に第1回口頭弁論が行われました。

県教委はabnの取材に対し「コメントは差し控える」としています。