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県内の死亡事故多発で県警交通部長が注意呼び掛け

11月中旬以降、県内で交通死亡事故が相次いでいることを受け、県警の交通部長が緊急の会見を開き県民へより一層の注意を呼び掛けました。

■県警 松島敏史交通部長
「11月14日以降、長野県内では6件の交通死亡事故が連続発生をしており、この間、警察では街頭活動等を強化してまいりましたが、歯止めがかかっておりません」

県内では11月14日、喬木村で道路を横断していた66歳男性が軽自動車にはねられ死亡した事故を皮切りに交通死亡事故が相次いでいます。
県警は11月20日からチラシの配布など緊急対策をしてきましたが、11月29日には下諏訪町の国道142号のカーブで大型トラックが横転し、道路わきの工場に衝突して運転手の男性が死亡。この2週間で6人が亡くなるという異例の事態となっています。

■県警 松島敏史交通部長
「信号機のない横断歩道での車の停止率、連続10年日本一という素晴らしい結果を出している県民の皆さんの協力をいただきながら、警察も交通事故防止の取り組みを進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします」

県警は、外出する人が増える12月は特に歩行者の事故が多くなるということで、ドライバー、歩行者ともにより一層の注意を呼び掛けています。