abn 長野朝日放送

長野市で「野沢菜採りツアー」が開かれました。物価高騰に苦しむ家計を支援しようと価格をできるだけ抑えています。


長野市小田切地区の市民菜園でNPO法人「小田切オアシス」による野沢菜採りツアーが開かれました。1キロ60円で収穫できるとあってツアー最終日の24日、多くの人が訪れました。

■長野市内から参加
「土が軟らかいから簡単に抜けるね」「準備はしてきているのであとは持って帰って漬けるだけ」

また、特売コーナーも設置され、地元で取れた野菜が販売されました。ダイコンが1本100円、ハクサイがひと玉250円、破格です。物価高騰に苦しむ家計の手助けになればとできるだけ安く提供しています。

■「小田切オアシス」酒井昌之相談役
「スーパーの値段を参考にしてそれよりも2割から3割くらい安くしようと」「絶対的においしいと自信を持っております」

菜園は標高約1000ｍにあるため、昼夜の寒暖差が大きく野沢菜は甘く、柔らかく育つそうです。

■長野市の男性
Ｑどれぐらい買った？「40キロです」「安いんじゃないですか」

野沢菜採りツアーは予約が必要で、2026年以降も続けていくということです。