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入院患者など…どう守る? 病院で消防訓練

入院患者などの避難が難しい人をどう、安全に避難させるか。飯田市の病院で消防訓練が実施されました。

訓練は、飯田市にある菅沼病院で行われ、消防や病院職員など約70人が参加しました。病室で出火したという想定の中、重点が置かれたのは、入院患者など配慮が必要な避難者を「どう、安全に避難させるか」です。

■飯田広域消防伊賀良消防署 中本茂署長
「自力避難が困難な方の犠牲が増えている」「他の関係機関と連携を取るのはなかなか無い機会 きょうのような訓練は大変重要」

訓練では、治療の順番を決める「トリアージ」も実施され、参加者が、手順や連携を確認していました。