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清泉女子大学と地元商店街が飯田市PR映像を撮影

リニア中央新幹線の開業でつながる飯田市と東京・品川区の交流事業の一環で、品川区の大学生が飯田市のPR映像を撮影しました。

■「はい、どーぞ!」

リニア中央新幹線の開業でつながる飯田市と東京・品川区は昨年度「災害時における相互援助に関する協定」を締結しました。住民同士の交流を深めるため6日から、品川区にある清泉女子大学の学生と戸越銀座商店街の担当者が飯田市を訪れ「防災に配慮した街づくり」をテーマにしたPR動画を撮影しました。
参加したのは3年生のこちらの2人。

■清泉女子大学 斎藤純菜さん
「地元の方々の思いをきちんと発信できるように頑張ります」

■撮影風景
「やっぱ飯田市はリンゴの街だからね。飯田市ならでは、飯田市にしかない魅力だよね」

7日は、1947年に発生した飯田大火の復興を願い植えられた「りんご並木」と、避難路がなかったことの反省から設けられた「裏界線」で撮影です。

■撮影風景
「飯田市の防災のための通路、ここが裏界線。はい、OKでーす」

■清泉女子大学 松本千恵子さん
「歴史的な大火を避けるためというか、教訓を生かした場所というのが分かったので、レトロでかわいいだけじゃなく、意義も意味もある場所なんだなと思いました」

その後、佐藤飯田市長を訪ね、りんご並木の歴史や焼き肉の街などである飯田市の特色について説明を受けました。
今回撮影した映像で5分ほどに編集した数本の動画を制作し、来年1月には市の公式SNSなどで公開する予定です。