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南信州特産 市田柿作りがピーク

南信州特産の市田柿作りがピークを迎えています。
来月の出荷に向け、生産者が作業に追われています。

飯田市の吉川重徳さんの自宅の作業場では、先月末から柿の収穫と加工作業が始まりました。皮をむいた柿を糸につるし乾燥させていきます。9月下旬から気温が低下し、昼夜の寒暖差が大きくなったため、順調に着色が進み大玉に育ちました。

■JAみなみ信州営農部果実柿課・米山直樹さん
「着果量が十分に確保されているということと適熟収穫によって、潤沢な生産量と高品質な市田柿生産が期待されると思っている」

管轄する「JAみなみ信州」は1120トンの出荷を予定しており、国内の他、台湾や香港などに輸出する予定です。