車ではねた男性を山中に遺棄した男に実刑判決
佐久市で、おととし12月男性を車ではねた後山の中に遺棄したとして殺人の罪などに問われている被告の裁判員裁判です。長野地裁は被告に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
殺人などの罪に問われているのは、佐久市の無職・佐藤英伸被告(34)です。
起訴状などによりますと佐藤被告はおととし12月、佐久市の市道で当時85歳の男性を車ではね、けがをさせた後、長和町の山中に放置して死亡させたとされています。
30日の判決公判で長野地裁の坂田正史裁判長は、事故を起こした後の被告の行動について、救命できる可能性があった被害者を一切救護せず、山中に放置することで第三者による発見・救護の可能性も奪ったとして、殺人罪が成立するとしました。
一方で、計画性はなかったことや被告が反省・謝罪していることなどから、懲役15年の求刑に対し、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
殺人などの罪に問われているのは、佐久市の無職・佐藤英伸被告(34)です。
起訴状などによりますと佐藤被告はおととし12月、佐久市の市道で当時85歳の男性を車ではね、けがをさせた後、長和町の山中に放置して死亡させたとされています。
30日の判決公判で長野地裁の坂田正史裁判長は、事故を起こした後の被告の行動について、救命できる可能性があった被害者を一切救護せず、山中に放置することで第三者による発見・救護の可能性も奪ったとして、殺人罪が成立するとしました。
一方で、計画性はなかったことや被告が反省・謝罪していることなどから、懲役15年の求刑に対し、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。