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今年の新米の出来は?県認定米の食味審査

コメの価格高騰が続く中、新米の消費を後押しする結果です。
県が味や品質にお墨付きを与える認定米の食味審査が行われ、全品合格となりました。

ズラリと並んだ炊飯器には…炊き立ての新米!今年最初の食味審査が行われたのは、信州のオリジナル米「風さやか」と4つの「コシヒカリ」です。
県は毎年、独自の原産地呼称管理制度に基づき長野米のブランド力向上を図るため、特に味と品質が優れたコメを認定米としています。
コメの専門家8人が、認定の基準となる米と比べて香りや味などの良し悪しを審査しました。

■「基準米と変わらないじゃん」

頭を悩ます審査員が、ちらほら…

■入倉一郎 副審査委員長
「(Q.それくらい全体的に品質が良い?)良いですね。基準米はとても良いコメを使っているが、審査するコメの方が潰れなくて、粘りが強いと思ったので非常に今年は優秀です。とてもおいしく感じますよね、歯ごたえがあるということは」

秋にかけての異例の暑さの影響が懸念されましたが、結果、審査された5つのコメ全てが認定米に…!コメの価格高騰が続く中、新米の消費を後押しするカタチとなりました。

■入倉一郎 副審査委員長
「備蓄米はどうしても味は劣るわけでしてちょっと(価格は)高いですけど、消費者の皆さんにぜひ味わっていただいて、少し我慢していただいて、おいしいコメで乗り切っていただきたい」