ツキノワグマの相次ぐ出没で対策会議を開催
長野市街地でクマの目撃情報が相次いだことを受け、ツキノワグマ対策会議が開かれました。専門家は、若いクマが市街地に迷い込んだと分析しています。
■県クマ対策員 岸元良輔さん
「長野市街地の周りの山裾というのは、もうほぼクマの生息地になっています」
長野市で開かれたツキノワグマ対策会議では県の関係者と長野地域9市町村が集まりした。
長野市街地では10日の夜から11日にかけクマが出没し、9件の目撃情報が寄せられました。これについて出席した専門家は…
■県クマ対策員 岸元良輔さん
「若いクマが生まれた場所を離れて新しい場所、特にオスが新しい場所を求めて放浪します。おそらくその分散の過程で、つい市街地の中に迷い込んでしまったというのが今回の事例だと思います」
市街地などにクマが出没し、人身被害の危険性が高い場合に、自治体の判断で銃による駆除ができる「緊急銃猟」について市の担当者は…
■長野市森林いのしか対策課 宮坂勝久課長補佐
「今回の事例については、どこかに留まっている状況ではなかったので、検討するには至らなかったが、今後マニュアルに基づいて訓練等やっていく必要があると思いますけども、まだそこまで至っておりません」
長野市では、4月から20日までに162件のクマの目撃および出没情報があり、特に今月は多く寄せられているといいます。
一方、10月に入り、クマの目撃情報が相次いでいた飯田市上郷黒田では17日、クマ1頭が猟友会によって駆除されていたことが分かりました。
クマは、体長105センチ、体重41キロ、メスの2歳と推定されます。
しかし、18日未明には飯田文化会館の付近で新たにクマ1頭が目撃されていて、市では引き続き注意を呼び掛けています。
■県クマ対策員 岸元良輔さん
「長野市街地の周りの山裾というのは、もうほぼクマの生息地になっています」
長野市で開かれたツキノワグマ対策会議では県の関係者と長野地域9市町村が集まりした。
長野市街地では10日の夜から11日にかけクマが出没し、9件の目撃情報が寄せられました。これについて出席した専門家は…
■県クマ対策員 岸元良輔さん
「若いクマが生まれた場所を離れて新しい場所、特にオスが新しい場所を求めて放浪します。おそらくその分散の過程で、つい市街地の中に迷い込んでしまったというのが今回の事例だと思います」
市街地などにクマが出没し、人身被害の危険性が高い場合に、自治体の判断で銃による駆除ができる「緊急銃猟」について市の担当者は…
■長野市森林いのしか対策課 宮坂勝久課長補佐
「今回の事例については、どこかに留まっている状況ではなかったので、検討するには至らなかったが、今後マニュアルに基づいて訓練等やっていく必要があると思いますけども、まだそこまで至っておりません」
長野市では、4月から20日までに162件のクマの目撃および出没情報があり、特に今月は多く寄せられているといいます。
一方、10月に入り、クマの目撃情報が相次いでいた飯田市上郷黒田では17日、クマ1頭が猟友会によって駆除されていたことが分かりました。
クマは、体長105センチ、体重41キロ、メスの2歳と推定されます。
しかし、18日未明には飯田文化会館の付近で新たにクマ1頭が目撃されていて、市では引き続き注意を呼び掛けています。