大町市競売入札妨害 市職員と元社長に有罪判決
大町市の市立図書館の照明工事を巡り、入札情報を漏らしたとされた市職員と、入札した元社長に、長野地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
公契約関係競売入札妨害の罪などに問われているのは、大町市職員の牛越秀仁被告(57)と神奈川県に本社を置く信光実業の当時の社長、菅沢浩也被告(65)です。
長野地裁の坂田正史裁判長は、牛越被告に懲役1年6カ月執行猶予3年。
菅沢被告に懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと去年12月、市立図書館の照明工事の一般競争入札で、牛越被告が菅沢被告に予定価格に近い金額を教えて落札させました。
また、屋内運動場の照明工事でも入札情報を漏らす行為がありました。
2人は、初公判でいずれも、容疑を認めていました。
坂田裁判長は「金銭などの見返りは期待していない」としつつ牛越被告について、「大胆かつ容易に入札予定価格の概ねの金額を2度も教示している」。
菅沢被告については、「常習的な犯行」などと指摘しました。
判決を受けて大町市の牛越徹市長は、「刑の確定を踏まえ関係者を厳正に処分をする」とコメントしています。
公契約関係競売入札妨害の罪などに問われているのは、大町市職員の牛越秀仁被告(57)と神奈川県に本社を置く信光実業の当時の社長、菅沢浩也被告(65)です。
長野地裁の坂田正史裁判長は、牛越被告に懲役1年6カ月執行猶予3年。
菅沢被告に懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと去年12月、市立図書館の照明工事の一般競争入札で、牛越被告が菅沢被告に予定価格に近い金額を教えて落札させました。
また、屋内運動場の照明工事でも入札情報を漏らす行為がありました。
2人は、初公判でいずれも、容疑を認めていました。
坂田裁判長は「金銭などの見返りは期待していない」としつつ牛越被告について、「大胆かつ容易に入札予定価格の概ねの金額を2度も教示している」。
菅沢被告については、「常習的な犯行」などと指摘しました。
判決を受けて大町市の牛越徹市長は、「刑の確定を踏まえ関係者を厳正に処分をする」とコメントしています。