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イタリア料理の第一人者が発酵食品を使った料理教室

イタリア料理界の第一人者が長野市で「おうちイタリアン」の教室を開きました。使うのは意外な日本の食品です。

トマトソースとマッシュルームが香るミートソースにツナ缶・キノコなどが入った木こり風トマトソース。
作ったのは日本イタリア料理協会の名誉会長で、東京・銀座の「LA BETTOLA da Ochiai」のオーナーシェフ落合務さんです。
長野市のマルコメ本社で開かれた料理教室には従業員や直売所の利用客が集まりました。

■落合務さん
「少し焦げますので焼けた良い匂いがするんです。それが後々ソースの色になって味になる」

材料には発酵食品が…。ミートソースには甘酒や麹、トマトソースにはみそも使われています。

■落合務さん
「変わりますよ、コクが出ますね。誰か香り嗅いでよ」

■長野市から
「おー、酸味がついたようなおいしそうな感じがします」

ゆでたパスタをソースであえて完成です。

■試食をした参加者
「(麹が)とても意外です。イタリア料理に使われると思っていなかったので。合うんですね」

家庭でそろえやすい発酵食品でシェフの技を学びました。