県内ニュース

見た目も味もこだわりのペット用ビュッフェを披露

おいしそうな料理が並んでいますが、実はこちら、人間ではなくペット用の食事なんです。松本市の専門学校でペットビュッフェの完成発表会が開かれました。

ハンバーガーやリゾット、骨や肉球の形をしたかわいらしいクッキーなど見た目にも華やかな全8種類のペット用ビュッフェです。
松本市の信州松本動物専門学校が「ペットのQOL向上」と「食の楽しさ」をテーマに企画しました。

■学生
「犬は甘味が分かる動物なので、バナナやサツマイモを使い甘味が出るように工夫しました。最初はアップルパイだけだったんですけど、食事にもなるようにミートパイも作りました」

4月から開発を始めて出来上がったメニューの数々。さて、気になるお味は?

■飼い主
「おいしい?もっと食べる?」

見た目や味だけでなく年をとった犬や子犬でも食べやすいよう、食感やサイズにもこだわりました。

■ワンバーガー担当の学生
「お肉の部分にも野菜を入れたりして、バーガーだとジャンクに見えるので、少しでも健康なものにしました」

■クッキーサンド担当の学生
「生地の硬さとクッキーの色を出すのが難しかったです」

発表会に参加したのは小型犬5匹と大型犬2匹。
一番人気は…どれもおいしそうで迷ってしまったようです。

■信州松本動物専門学校 長瀬加津也先生
「動物も人も食べられる商品になっているので、災害時やイベントなどに飼い主とわんちゃんが食べられるような一緒に楽しめるような商品になっていけばいいなと考えています」

開発された商品は11月1日に信州松本動物専門学校で販売されます。