県内ニュース

「ツキノワグマ対策」を国と県に要望

県内でもクマの出没が相次ぐ中、ツキノワグマ対策などを国に求める県の議員連盟の要望書案が固まりました。

来月にも国へ提出することを目指します。
ツキノワグマの市街地への出没が増加し人身被害が相次いでいるとして会派を超えた県議会の議員連盟が、国への要望書をまとめました。

■山岳環境保全についての議員連盟・宮沢敏文会長
「もう山に行くのは嫌だという県民の声も出てきている過去に無いことだ」

ツキノワグマなどは県境を越えて移動するため、国が主導して広域的な個体数管理の枠組みをつくることなどを求めています。
さらに…

■県鳥獣対策宮坂正之・担当課長
「まずはガバメントハンター捕獲に関わる人への財政的支援の充実」

狩猟免許を持ち野生動物の専門知識を持つ公務員の必要性なども盛り込む方針で、今週中に阿部知事にも、『県への要望』としてガバメントハンターの必要性を伝えたいとしています。

■山岳環境保全についての議員連盟・宮沢敏文会長
「ガバメントハンターは小諸市が全国で初めてやったんですよ。その成果を生で見てこれはいいなこれしかないな」

このほか国への要望書には、ライチョウ保護や山小屋への支援なども盛り込まれる予定です。