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全日本ホルスタイン共進会の県代表牛が決定!

「乳牛のオリンピック」ともいわれる全日本ホルスタイン共進会の県予選が、小諸市で開かれました。

小諸市の家畜市場で行われた全日本ホルスタイン共進会長野県予選会です。11頭がの牛が集結しました。10月に北海道で開かれる本戦に出品する県代表の乳牛を選びます。

こちらは「ラッキーマーシュダーハムユズポン」。審査前に最後の調整です。

■生産者・新海益二郎さん
「(乳房の)張りが足りないので電気マッサージで張りを促している」

尻尾も丁寧にブラッシングします。

いよいよ審査開始!審査基準は乳房の発達具合、体形や四肢がしっかりしているかなどを比較し、長期間にわたり生乳を生産する能力があるかも審査します。

ユズポンも堂々と歩いていました。
結果は?!

■アナウンス
「新海益二郎様、ラッキーマーシュダーハムユズポン」

ユズポンを含む6頭が見事本戦への切符を手にしました。

■生産者・新海益二郎さん
「2歳牛としては大きい方だし、お腹も充実していることが評価されたと思う。4月に申し込んで半年間ずっと緊張していたのでほっとしている」

全日本ホルスタイン共進会は、酪農の安定的な発展などを目指し5年に一度開かれる大会です。前回はコロナ禍で中止になったため、10年ぶりの開催です。

■JA全農長野畜産酪農部 小林智一郎副部長
「涼しく標高が高い所で飼っている生産者が多いので、乳量と乳質が全国的にも高い。選ばれた6頭が上位入賞するように生産者と一緒になって頑張っていきたい」

勝ち抜いた6頭の長野県代表牛は、10月に北海道で開かれる本戦に挑みます。