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アルペンがスポーツ振興支援の取り組み開始

中学校の部活動の地域移行が進む中、スポーツ用品を販売する大型店が子どもたちをサポートする取り組みを始めました。

19日にリニューアルオープンしたスポーツデポ南松本店。50%オフのスポーツウェアなどがずらっと並びます。

■松本市内
「これから運動しやすい季節になるのでランニング系の物を買って運動したい」

■松本市内から
「買い物したくて来たらたまたまリニューアルだったので、ちょうどよかった」

シューズコーナーでは「3D足形測定器」で足の長さや幅を測り、専任スタッフが最適な靴を提案します。

■スポーツデポ南松本店 岡田雅樹店長
「長時間歩くと足が疲れたりすることを解消するために、測定することでより自分に合った一足を選ぶことができる」

スポーツデポなどを運営するアルペンは、7月に県から中学校の部活動の地域移行を推進する信州地域クラブ活動応援サポーターに認定されました。
地域移行を巡っては、指導者や活動場所の確保のほか、用具の購入などにかかる保護者の経済的な負担などが課題となっています。
そのためアルペンでは、地域移行の対象となる中学生などにスポーツ用品を特別価格で提供しています。

■スポーツデポ南松本店 岡田雅樹店長
「子どもたちが身近にスポーツをしてもらえる環境をどういう風に作るかを考えているので、そこで協力できることはないかなという形で応援している」

スポーツデポは長野店と諏訪インター店も19日にリニューアルオープンしました。
アルペンは県内で年間およそ50件のスポーツ大会を支援してきた実績を生かし、より多くの子どもたちがスポーツを楽しめる環境作りを目指すということです。