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駒ケ根市初の水力発電所起工式 名称は小学生が命名

駒ケ根市で、市内初の水力発電所の起工式が開かれました。災害時にも稼働する「自立運転機能」を備え、完成への期待が高まっています。

駒ケ根市では市内で初となる水力発電所の起工式が開かれました。
今回建設されるのは駒ケ根市を流れる中田切川の砂防堰堤の水を利用する発電所で、県内では28カ所目。
式では市内の小学生約500人の応募の中から選ばれた発電所の名称も発表されました。
その名も…

■「中央アルプスこまかっぱ発電所」

総事業費は約70億円で一般家庭の約2900~3500世帯分の電力を賄う見込みです。

■小学6年生
「みんなに親しまれて、こまかっぱのことをもっと知ってほしい」

発電所は災害時に停電しても稼働できる「自立運転機能」を備え、地域の非常電源としても活用される予定で、2028年8月の稼働開始を目指しています。