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水の災害に備え警察官が訓練 服を着たまま救助も

9月は防災月間です。
台風、局地的な豪雨など、水に関する災害が心配な季節の中で警察も備えを強化しています。

服を着たまま…水の中に入っていったのは警察官です。
大町市の木崎湖で、大町警察署の警察官が水害を想定した訓練に臨みました。
主な参加者は、20代から30代の若手警察官です。
水害が起きれば警察官も着衣のまま救助、もしくは水に落ちる危険性も否定できません。
警察官自身の身を守るためにも必要な訓練ですが、相当、ハードなようで…。

■訓練参加した警察官
「正直言ってすごく大変。私たちは警察官でまだ良いが、要救助者はもっと大変」

■大町警察署 池田克警備課長
「災害は必ず起きる。その時に『警察官が動けない』ということは絶対にあり得ないので、対応できるように平時から訓練をして警察官の技量を高める」

若手警察官にとっては、きつくても貴重な体験となったようです。
大町警察署は、今後も同様の訓練を実施したいとしています。