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石商が再報告「違法行為放置する黙認はしていない」

ガソリン価格の事前調整問題を巡り、県が県石油商業組合にもとめた再報告で組合は「違法行為を放置する黙認はしていない」と主張しました。

ガソリン価格の事前調整問題については「カルテルの事実があった」と、既に第三者委員会が認定しています。
県は組合に対し、第三者委員会の指摘に触れていないとして報告書を提出するよう指示。
県は1度目の回答が不十分だったとして、再度、報告を求め、2日に郵送で回答がありました。

「組合事務局が北信支部の価格調整を認識していたが黙認していた」という第三者委員会の指摘に対しては、北信支部から価格の情報は伝えられていたことは認めた上で「違法な価格調整にあたると認識しておらず、違法行為を放置するという意味での黙認はしていない」と否定しました。

また、再発防止策について組合役員や組合員に向けて、9月からコンプライアンス研修を実施することも明らかにしました。