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花火大会の継続を飲料メーカーが支援

「私たちの街の花火大会をこの先も続けたい…」そんな思いを大手飲料メーカーが支援する取り組みが高森町で実施されました。

夜空に広がる大輪の花。
高森町で毎年、この時期の風物詩となる花火大会です。1923年・大正時代に始まり、今年で102回目を数えます。

■観客「お!きれいきれいきれい」

■観客「めっちゃいい」

■地元の女性
「みんなで協力してずっと継承できるようなものになっていったらいいなって思います」

花火の打ち上げ費用は、町内外の企業や個人からの寄付でまかなってきました。
しかし、寄付額の減少や資材・人件費の高騰で運営は、年々厳しくなっています。
そこで町は、キリンビールが展開する「晴れ風ACTION」という寄付金の取り組みを活用。
ビールの売り上げの一部が自治体が行うお祭りなどの保全・継承に充てられます。

夏祭りの支援を希望した自治体の中から、県内では高森町と箕輪町が選ばれました。

■高森町観光商工課 中島篤史さん
「長い歴史・伝統のあるお祭りを若者に引き継いでもらえるように、これからも意識して取り組んでいきたい」

■地元の小学5年生
「(Q.花火大会どうだったかな?)すごかった!屋台がいっぱいあるのと花火がすごいきれいだからずっと続いてほしいです」

今回の寄付金は花火の資材や打ち上げにかかる人件費に充てられたということです。