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お盆休みの北アルプスで遭難相次ぐ 警察が注意喚起

お盆休みの北アルプスで山岳遭難が相次いでいます。
大町警察署管内では14日から15日にかけて5件発生し、注意を呼び掛けています。

警察によりますと14日午後4時40分ごろ、北アルプス白馬岳付近の山小屋で、愛知県に住む60代の男性が「胸と背中が痛み、動けない」と同行者から救助要請がありました。
男性は15日朝、県警のヘリで救助され松本市内の病院に搬送されました。意識があり、回復へ向かっているということです。

同じ白馬岳では午前7時40分ごろ、千葉県の36歳の女性が下山中に体調を崩し、救助隊により付近の山小屋へ収容されました。

14日から15日にかけて大、町警察署管内での山岳遭難事故は5件にのぼっています。
警察は、熱中症対策やゆとりのある行動を呼びかけています。