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8月11日は「山の日」 クマに遭ったら…考える

8月11日は「山の日」です。山や自然の大切さを再認識してもらおうと、クマの生態をテーマにしたトークショーが開かれました。

「もしあなたがクマに出会ったら?」

■担当者
「(クマに遭遇して)びっくりして大きな声を出して、石とか投げちゃった…クマにやられてしまいましたね」

寸劇を交えながら説明したのは環境省・国立公園のレンジャーです。正しい対処法は、クマが見えなくなるまでゆっくり後ずさること。万が一、襲ってきそうな場合にはうつ伏せになり、首・頭・お腹を守ることが大切です。

■飯山市から
「本当に突然出会った時にうつぶせになるっていうは勇気がいるんですけど、やってみようかと思います」

■長野市から
「いつもクマ鈴を身につけた方がいいと思いました」

環境省によると、夏場は山のエサが少なく、人里へ近づくクマが増えるそうです。

■担当者
「クマにとっても人が身に近になってしまっている。距離感をもってクマと(人が)暮らしていけるような状況が望ましい。クマと出会ってしまってもケガをしないように冷静な動きができるということを意識してもらいたい」

トークショーの後は、パラコードを使ったクマ鈴作りのワークショップも開かれ、身近な自然や野生生物との共存について考える貴重な機会になりました。