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大型ドローン物資輸送実証実験

大型ドローンを使った国内最大規模の飛行実証実験が松本市でありました。想定するのは災害時の支援物資の輸送です。

実験の舞台に選ばれたのは過去に災害などで孤立したことのある美ケ原高原です。今回の実証実験では大型ドローンでおよそ20キロの災害支援物資を運びます。
ドローンの離着陸はオペレーターが操作しましたが、途中のルートは自動で飛行しました。

■ドローンオペレーター河田祐人さん
「標高2000メートルの稜線、標高差も1000メートル以上、飛行距離は片道8キロ、日本初レベルの意欲的なフィールドを提供していただいた」

このプロジェクトはNTT東日本が松本市の補助金を活用して取り組みました。

■松本市・島村守DX推進本部次長
「これから実証実験していく上で広範囲にルートを確保していざという時に備えたい」
災害時だけでなく山小屋への物資輸送なども検討するということです。