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小学生が「よく飛ぶ紙ひこうき」作りに挑戦

駒ヶ根市の高校生が小学生に紙飛行機の作り方を指導しました。ただ折るだけじゃない「よく飛ぶ紙ひこうき」です。

■高校生
「レディー・ゴー」

今回で4回目となる「よく飛ぶ・紙ひこうき講座」に参加したのは、市内の小学4年生から6年生の28人。駒ヶ根工業高校の3年生9人が先生となって子どもたちを指導します。

■高校生
「難しいんだよ、これ。外側の赤い線に合わせてこんな感じで。」

■小学生
「よしっ」

■高校生
「切り過ぎないように気を付けてね」

線に沿って折ったり、ホチキスやハサミも使いながら…小学生にとっては少し難しい手順を進めていきます。

■小学生
「いいの?」

■高校生
「おっ、出来た。早い!」

紙飛行機の完成です。

■小学生
「(高校生は)優しいし、うまく出来た」

■小学生
「簡単だった。初めてにしてはすごいよね。俺今6年だから、5,4(年)から始めて、これで3回目です。きれいに飛ぶからいいなって」

■高校生
「人に教えるのは難しい部分もあるんですけど、…一緒にやっていて楽しいので、良く出来ているんじゃないかと思います」

いよいよ広いホールの客席めがけて飛ばします。

■「レディー・ゴー」

■小学生「え、やばー!最高すぎるぞ」

思うように飛ばなかったり、天井に届きそうな高さまで飛んだりと出来栄えは様々。

■小学生
「紙飛行機ってこんなに飛ぶものじゃないと思っていたけど、よく飛んでとても楽しかったです。」

■小学生
「作るのが難しかったけど、ちゃんと飛ぶように工夫したのが面白かった」

紙飛行機作りを通して生まれた交流。子どもたちにとって夏の思い出がまたひとつ増えました。