abn 長野朝日放送

大町市の観光地周遊バスが、ＡＩオンデマンド交通システムに切り替わります。利用者の待ち時間削減やスムーズな移動に一役買いそうです。

定時定路線運行バスからＡＩオンデマンド交通システムによるジャンボタクシー運行に切り替わるのは、大町市内の観光地を巡る「信濃大町ぐるりん号」です。
19日の開始に先駆けてテスト運行が行われました。
このシステムでは利用者がスマートフォンのアプリで日時や乗降車地点、人数などを選択して予約することができ、それを元にＡＩが最適な運行ルートや配車を自動で判断。
利用者の待ち時間は平均13．5分、最長でも40分以内になり利便性向上でより多くの観光地を回れることが期待されます。

■大町市地域振興部・宮坂充明課長
「周遊性、回遊性が高まるということなので、大町の魅力をより知ってもらい、また大町に来てもらいたい、そんな思いで運行を開始する」

ＡＩオンデマンド交通システムによる運行は7月19日から10月13日までの土日祝日で利用料は1回500円、1日券は1500円です。
ジャンボタクシー2台で効率的に運行し、35日間で1200人ほどの利用が見込まれています。