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南木曽町の土石流から11年 知事が慰霊碑に献花

「災害への備え…」という点で9日は思いを強くすべき日です。
中学生1人が死亡した南木曽町の土石流災害から11年となりました。

土石流のあった南木曽町・梨子沢の現場には慰霊碑が建てられています。
発生から11年となった9日、阿部知事や南木曽町の向井町長などが花を手向けました。

■阿部守一知事
「亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げました」

2014年7月9日の夕方、台風と梅雨前線の影響による大雨で、梨子沢では、土石流が発生し、当時12歳の中学生が死亡しました。

■向井裕明・南木曽町長
「常に豊かな自然と同時に災害のある地域。災害にあってもそれをかわしていけるような、そんな町づくりに務めていきたいと思っています。」

南木曽町では、今年度から7月9日を挟む1週間を「防災週間」と定め、学習会を開くなど災害を次世代に伝えていくということです。