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中央アルプスのライチョウ生息数が1年で1.4倍に

環境省は中央アルプスに生息する国の特別天然記念物ライチョウが去年の1.4倍に増えたと発表しました。

今年4月から6月にかけ中央アルプス全域で調査した結果で、「つがい」が作る「縄張り」は去年の58から83に増え、成鳥の数は130羽からおよそ190羽と1.4倍になったと推定しています。

また今回の調査で、中央アルプス最南部の越百山で初めて「つがい」と巣が見つかり、中央アルプスで生息可能な範囲全体にライチョウの分布が拡大したことが分かりました。