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ガソリン価格カルテル疑惑…阿部知事がコメント

県内でガソリン価格の事前調整が行われていたという第三者委員会の認定を受け、阿部知事は「許されるものではない」というコメントを発表しました。

ガソリンの店頭表示価格の事前調整疑惑を巡っては、6月30日、第三者委員会による報告書が公表され、県石油商業組合の北信・東信・上伊那の3つの支部で価格の事前調整、「カルテル」が行われていたと認定されました。
30日夜、阿部知事はコメントを発表し「決して、許されるものではない」と強く非難しました。

更に今年2月、県石油商業組合は阿部知事に対し「価格調整の事実はなかった」と報告するも、第三者委員会は「価格調整の事実を隠して報告しなかった」としています。
これについても知事は「信頼を著しく裏切るものであり、極めて遺憾である」とコメントしています。

また、今後の組合への向き合い方については「組織運営が適切になされるよう厳正に対処する」としています。