県内ニュース

思い詰まったバーガー 文化祭でチャリティー活動

能登半島地震の被災地や小児がん患者を支援しようと、長野高校の文化祭で初めてのチャリティー活動が行われています。

27日から始まった長野高校の文化祭。
こちらの食堂には長い列が…生徒たちのお目当てはボリューム満点のバーガーと、レモネードです。

■購入した生徒
「カツがすごく柔らかくておいしい」

バーガーは、能登半島地震の被災地を支援しようと、長野市内のパン店の協力を得て作ったオリジナル商品。
ソースには、金沢カレーが使われています。

■購入した生徒
「めっちゃおいしいです。カレーの風味がします」

■購入した生徒
「人のためになる活動と、僕たちもこうやってハンバーガー買うことができて良い企画」


一方、レモネードは、アメリカ発祥の小児がん患者の支援活動「レモネードスタンド」が由来で上田市にある食品会社と作りました。

■購入した生徒
「そういう活動はやっていくべきだと思うし、それに多少でも貢献できて良かった」

長野高校では、生徒が企画するチャリティー活動は今回が初めてです。

■チャリティー活動を企画・松林菜穂さん
「商品を通して今の能登半島地震の状況を知ってもらい、レモネードに関しては、小児がんはかかったことがないと分からない病気、そういう活動に貢献しようということで楽しんでもらいたい」

チャリティー商品は28日から2日間、数量限定で一般販売され、収益の一部は能登半島地震の被災地や小児がん患者の支援に役立てられます。