県内ニュース

4地点で35℃超の猛暑日 熱中症疑いで12人搬送

17日は真夏のような暖気に覆われて、佐久市などで今年初めて35℃以上の猛暑日となりました。県内では男女12人が熱中症の疑いで搬送されました。

佐久市では午後3時前に36.1℃に達しました。
佐久市としては観測史上最も早い猛暑日です。

■佐久市内から
「きょうはすごいんじゃないですか。紫外線も強いし暑いと思います。」

■東京から
「めっちゃジリジリします。もしかしたら東京より暑いかもしれない。」

高気圧に覆われて真夏のような暖気が流れ込んだ影響で、佐久市や安曇野市穂高、松本、上田の4地点で35℃以上を観測しました。

この時期としては異例の暑さで、県内で猛暑日となるのは今年初です。
長野市でも…

■中野希友未アナウンサー
「ジリジリとした日差しが照りつけて、汗が噴き出てきます。手元の温度計は35℃を観測しています。」

■松本市から
「暑いのよ」

■松本市から
「体冷ましに食べようかなと思って。子どもたち可哀想だと思う、外歩くと」

大人も、子どもも、熱中症に気を付けながらの善光寺参りです。

■佐久市から
「急に夏で暑くて、子どもの暑さ対策に朝どうしようって思いました。子ども用の保冷剤をいっぱい詰めて持ってきた」

■愛知から
「避暑地だと思ってきだんですけどみたいな。様子おかしい。(ハンディファンは)必須です。」

長野の日中の最高気温は、30.6℃でした。

17日は真夏のような暖気に覆われて、佐久市などで今年初めて35℃以上の猛暑日となりました。県内では男女12人が熱中症の疑いで搬送されました。

消防への取材によりますと熱中症の疑いで、10歳未満の小学生から80代の男女12人が搬送されました。
須坂市では70代の男性が、畑仕事をしていたところ、熱中症とみられる症状ではしごから転落し、重症だということです。また、6人が中等症です。

18日はさらに気温が上がるところがある見込みで、こまめに水分を補給するなど引き続き、熱中症に警戒が必要です。