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中学校で梅の収穫作業 『梅花教育』の精神を育む

小諸市の中学校で梅の収穫作業がありました。
明治時代から地域に根付く、梅にまつわる「ある精神」があります。

芦原中学校では、およそ20年前から生徒たちが梅の収穫作業を行っています。
学校の敷地やその周辺に、およそ300本の梅の木があります。

■生徒
「去年は文化祭で梅ジャムを作って販売した。酸っぱかったけど甘味があっておいしかった」

■生徒
「梅はそこまで好きじゃないです。おにぎりとかに使われて、おいしいじゃない?そうですかね。俺、コンブしか食べないので」

と、言いながらも…収穫作業はお手の物!今年は、豊作だといいます。

■芦原中学校・相原修 校長
「『梅花教育』と昔からよく言われている。『雪に耐え梅花麗し霜を経て楓葉丹』。平たく言うと『梅花教育』とは、厳しい環境でも切磋琢磨してお互いに成長しようという小諸市に根付く精神です。」

収穫した梅は、1キロあたり350円で、保護者に販売されるほか、給食で梅ジャムや梅ご飯にして楽しむということです。