県内ニュース

「安全で安心なまちづくり」を考える検討会初開催

長野駅前で1月に発生した殺傷事件などを受け、県は「安全で安心して暮らせるまちづくり」を考える検討会を初めて開きました。

検討会には、防犯に関する有識者や県の担当者などが参加しました。
県内では、1月にJR長野駅前で男女3人が刺され1人が死亡した事件が発生。去年5月には、松本市の中山間地でベトナム国籍の男2人組による4県にまたがる緊縛強盗事件が発生するなど、凶悪事件が相次いでいます。

検討委員からは、「安全・安心なまちづくりのためには防犯カメラの設置や防犯パトロールの強化が必要」などの意見が出ました。

県長寿社会開発センター・斉藤むつみ主任(シニア活動推進コーディネーター)
「学校の外周をマレットコースにして日中そこでマレットゴルフをしていたら(犯罪の)抑止力になる。犬の散歩を子どもたちの登下校の時間に、そういう時間に合わせてすると(犯罪の)抑止力になる」

今後、検討を重ね、来年2月ごろまでに方針を取りまとめ、防犯協会などに情報共有していくということです。