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しなの鉄道の脱線事故から2年 再発防止で研修会

しなの鉄道の列車が上田駅の近くで脱線した事故から12日で2年が経つ中、再発防止を図るための研修会が開かれました。

研修会にはしなの鉄道の社員など30人あまりが参加しました。
2年前の6月12日、上田駅近くでしなの鉄道の回送列車が脱線する事故があり、一部区間で3日間運休するなど、約2万3000人に影響が出ました。
木製の枕木の老朽化が原因で、既に交換作業は終わっています。

■しなの鉄道・土屋智則社長
「鉄道事業にとって一番大事なのはやはり安全運行の確保。安全を守っていくのは最後は『人』。皆さん一人ひとりだと思っている」

現場で事故当時の状況を確認し、再発防止への決意を新たにしていました。