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豊丘村制施行70周年記念で三國清三シェフが講演

日本を代表するフランス料理のシェフとして活躍する三國清三さんの講演会が7日、豊丘村で開かれました。「新たな挑戦」に向けて信州の食材に注目しています。

■三國清三シェフ
「山があって、風通しもいいし、こういう所で育った食材は素晴らしいんだろうと感心しました」

豊丘村の村制施行70周年の記念講演会に招かれた三國清三さん。会場に集まった約150人を前に、自分自身の経験や、ふるさとの北海道増毛町の地方再生を目指す取り組みなどを語りました。

■豊丘村内から
「一流の世界のミクニシェフからのお話なので…まさか豊丘村に来るなんて、思ってもいなかった」

三國さんは2022年、東京で37年営業を続けた「ホテル・ドゥ・ミクニ」を畳み、新たな挑戦として今年9月、わずか8席の小さなレストラン「三國」を開業します。
そこで使うマツタケを求めて豊丘村を訪ねたことがきっかけで、今回の講演会が実現しました。
講演会の前には南信州を回り、アユやトマトの生産者も訪問したそうです。

■三國清三シェフ
「ぜひこちらのマツタケを東京で使ってみたいと思っております。アユもいればトマトもあればマツタケもある。こんな豊かな村、町をアピールしないと存在をみんな知らないので、信州の食材に注目しながら、新店オープンに向け着々と準備を進めています。」