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リニア工事 橋脚土台部分に「要対策土」の投入開始

JR東海は、飯田市で進むリニア中央新幹線の橋の工事で、基準値を超えるヒ素を含む「要対策土」の投入を始めました。

JR東海は、飯田市のリニア中央新幹線、県駅東側の土曽川橋梁(どそがわきょうりょう)の工事で、土台部分に、基準値を超えるヒ素を含む「要対策土」の投入を始めました。

この要対策土は大鹿村のトンネル掘削工事で出たもので、土台部分の空洞を埋める「中詰め材」として使用されます。
住民からは水質汚染などを懸念する声があがっていて、市とJR東海は6日、飛散防止や、周辺の水質調査の定期的な実施などを盛り込んだ確認書を取り交わしています。

使用する要対策土は約5000立方メートルで、雨が降った日や雨が予想される日は投入を中止するということです。