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中学校の裏庭で梅の収穫体験 収穫量は去年の5倍に

阿南町の中学生が学校の裏庭で育てた地元特産品の梅の収穫体験をしました。今年は豊作で、なんと、去年のおよそ5倍の収穫です。

阿南第一中学校の裏庭の斜面には、約50年前に植えられた地元特産品の「竜峡小梅」があり、生徒たちが大切に育てています。
19日は、全校生徒79人で収穫体験をしました。

■1年生
「高い所にいっぱいあって取るのが難しいけど楽しいです」

■2年生
「伝統的な梅取りを受け継いでいる感じがして楽しい」

去年は記録的な不作で例年の半分以下、23キロの収穫にとどまりましたが、今年は4月の暖かさから順調に生育しました。

■3年生
「3年間やってきたけれどきょうは収穫量が多くて梅がたくさんなっていて良かった。給食に出るのが楽しみです」

今年は豊作!去年のおよそ5倍となる110キロを収穫しました。
給食の食材として使われるほか、保護者に販売して、その収益を能登半島地震の被災地に寄付するということです。