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オンライン診療で「へき地医療」の課題解決へ

へき地医療の課題解決として期待されるのが、オンライン診療です。塩尻市では、オンライン診療の研究会が開かれました。

研究会は、オンライン診療の普及活動に当たる塩尻市の一般社団法人「信州医療開発」が開いたもので、医療関係者や行政職員など約130人が参加しました。

■信州医療開発・今井紳一郎代表理事
「へき地や離島においてインフラとしての医療の維持が難しい時代になっている。患者・医療者もオンライン診療がまだまだなじみが薄いという現実がある」

講師としてオンラインで、石川県七尾市の医師も招かれ、能登半島地震での避難所でのオンライン診療の体験を基に「普段は対面診療の人も、平時にオンライン診療を受けて災害時のため慣れてもらえれば」と呼び掛けました。